2007年8月20日 (月)

「頂上決戦」クラブユース選手権(U-15)より

ちわ〜っす!

今日は久しぶりに試合レポートをしますね。
対象の試合は、クラブユース選手権(U-15)の一戦。決勝戦の「京都サンガF.C.U15 vs 東京ヴェルディ1969JY」も魅力的なんですが、その様子は日本クラブユースサッカー連盟(JCY)のwebサイトで、動画(ダイジェスト映像)配信されるそうなので、ここでは別の試合にしましょう。

▼JCYのwebサイト
http://www.jcy-football.com/

Cyu15_2
トーナメントの山とは無関係に、「頂上決戦」と言えるような試合です。
準々決勝「東京ヴェルディ1969JY vs ガンバ大阪JY」。
東西王者の激突です(実は両チームとも地域予選では2位突破でしたが)。
ヴェルディには、この世代の代表候補がわんさか、6名いますし、ガンバはガンバで、昨年2年生主体だった高円宮杯優勝メンバーがたくさん残っているチームです。同級の宇佐美貴史には負けられねぇっという奮起も期待したくなります。
この両チームはなんと前の試合(全国のround16!)を7-1という驚異的なスコアで勝ち上がっています。
現在の中学サッカーの最先端の一部は、確実にこの試合のなかに表れていたと思います。

Photo

ヴェルディは試合前、スタッフによる記念撮影を行ったり、円陣を組む前にイレブンで歌を歌ったりしていて、この試合にかける思いが伝わってくるようでした。一方ガンバは、それに比べると淡々としていたといえるくらい。いつも通りという感じ。それも、なんともガンバらしいような気がします。

立ち上がりからエンジン全開の試合内容で、ボールとゲームを支配しようとするガンバに対し、ヴェルディが早くて激しいチェックでそれをさせないという構図だったでしょうか。超中学級のボールタッチに超中学級の寄せが応じる。私はキックオフ間もなく試合に飲み込まれていきました。

最初にチャンスらしい場面にありついたのはヴェルディの9番でした。ゴールキックを中盤の選手が跳ね返したボールが、DFとGKの間の嫌らしいスペースに落ち、9番がDFとの競り合いに勝ってシュートという単純な展開です。でも競り合いにバランスを奪われ、ほとんどボールに触れなかった。チャンスらしかったけれど、公式記録にはシュートとカウントされなかったかもしれない、というくらいの場面でした。

ガンバは7番と9番のつくる左サイドが華でしょう。7番のドリブルから9番へ縦パス、あるいはそのまま突破してクロスという攻撃が何度か見られました。実はヴェルディの布陣、最初は少し異なっていて、7番と14番が逆、つまり7番:右MF、14番:FWでした。開始後10分くらいでしょうか、ガンバのホットライン封じのために修正したのだろうと私には見えました。このように、こまめにバランスを修正できるチーム全体のポリバレントな力がヴェルディの魅力のひとつだったように思います。

その重点が置かれたサイド、ヴェルディの15番の運動量は際立っていました。爆走、爆走、また爆走というプレーぶり。守備でも攻撃でも見せ場を作りました。ただそれを支えていたCBコンビ、キャプテンの長身4番とヒザにケガを抱えていた3番の安定感を忘れちゃいけません。4番の10回中12回勝つような空中戦のセンセーショナルな強さが注目されやすいでしょうが、3番の守備力も相当高い。その2人がいるからこそ、思いきった爆走にも出られる。攻撃時には2バックになることしばしばでしたからね。

ヴェルディの2点目が、その15番の突破から生まれました。前半35分。ゴールラインぎりぎりまで行くわけですよ。SBのそんな爆走ぶりはなかなか見られるものじゃありません。このときもライン際からのクロスボールにファーサイドで7番が合わせた。実は、DFと最後まで競り合っていたので、肉眼ではオウンゴールだったか7番のヘディングシュートだったかわからなかったのですが、公式記録では「HS」となっています。これで2-0。ガンバピンチです。

おいおい、1点目はどうした?

1点目は飲水タイム直後、ちょっと気を抜いているスキにやられました。ヴェルディ9番からの縦パスを7番がGKの鼻先で触ってかわし、無人のゴールへシュート。そんな形でした。

2-0となって、試合もヴェルディが押しぎみ、このままではガンバ難しいぞ、というなか、前半終了前にガンバのキャプテンがやりました。ヴェルディ冨樫監督の不安が適中してしまったようです。左サイドで縦パスを受けた9番が、ヴェルディ3番との1対1に持ち込んだ。守備力の高い3番ですが、右ヒザのケガのため、一瞬ふんばれないのか、対応が遅れる。相手も攻撃力の高い9番ですしね。9番3番の左側を突破し角度のないシュートを決める。2-1。これでまだわからない。

ハーフタイムで3番が交代。きっとヒザの状態はかなり悪いのだろう。このあと、チームは決勝まで進んだわけですが、3番が出場することはありませんでした。21番in。8番がCBに入って、21は右に。5がDH、14トップ下、10左。

後半頭、流れがガンバのほうに揺らいでいきます。9分、ガンバにゴール前(ちょい左)FKのチャンス。これを10番が左足で狙い、びっくりするほどいいコースに、遅すぎないシュートが飛んでいきました。もうゴール枠右上すれすれ。代表候補のGKもどうしようもない美しいゴールでした。

で、2-2の同点。このあとやっぱ、追いついたほうが有利だろうか? なんて思っていたら、続けて、ガンバにPKのチャンス到来。ヴェルディ4番がペナ内ですべり、ボールをヒットしたのですが、ちょっっと後ろめからだったのもあって、9番だったかな? を倒すことになってしまいPKという判定になったのでした。

さて、PKです。9番が左足でゴール向かって左隅に蹴ったのですが、ヴェルディGKが超スーパーセーブ! キック寸前に審判が「こら、他の選手はエリア内に入るんじゃない」という笛を吹いて一度プレーを止めたとき、嫌な予感がしたものでした。これでノリにノッたヴェルディ1番が続くCKも高いところでピタッとキャッチ。これで一気にヴェルディが盛り上がっていきました。

ヴェルディ9番が左サイド6番のクロスをヘッド→枠外。
ヴェルディ9番が後ろからのパスを体をうまく使って、前向きトラップし強シュート→GKファインセーブ。

ガンバ9番がペナルティエリア内で持ち直し、左足で逆デルピエロシュートを狙ったけれど、おしくもバーを叩く。

ヴェルディ4番の長めの縦パス、9番胸トラップ、14番浮き球縦パス(縦ワンツー)、9番背後からのボールをボレーするも枠外。

ヴェルディ6番のクロス、クリアボールを21番が拾い、シュート→DFがブロック→こぼれを9番がシュート、するもオフサイド。

ガンバのGKがスローインミスで、ペナ外ハンドを取られてしまう。ヴェルディ、20メートル以下の直接FK! 7番が狙うも、やっぱり近すぎたか、壁にあたってしまう。

そのCKだったか、ヴェルディ右CKから決勝点が生まれる。後半33分。14番が左足で蹴ったボールを4番が頭でつなぎ、7番が最ファーでシュート。これはなんとかガンバGKが防いだが、9番がしっかり詰めた。これで3-2。

残り7分+ロスタイム2分でふたたびリードしたヴェルディ。持ち前のテクニックの高さを生かして、定石のコーナーフラッグボールキープをする。それが効果的に、ちゃんと徹底できるのも力のように思えました。最後のホイッスルが鳴ったときも、たしかボールはコーナーフラッグ付近にあったのではなかったでしょうか。

ピッピーピピー。

どちらも全力を尽くし、どちらにも勝てるチャンスがあった、中学最高峰の熱戦はとてもおもしろい好ゲームでした。ちょっと暑すぎたけど。

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2007年3月16日 (金)

U-18日本代表候補 vs 横浜F・マリノス

ちわ〜っす!

Ground4588ひさしぶりに、観戦してきた試合をレポートします♪ 今回見てきたのは、タイトルにも書きましたが、U-18日本代表 vs 横浜F・マリノスの練習試合。場所は今年1月にオープンしたばかりのマリノスタウンです。いや、実際は「横浜F・マリノスMM21トレーニングセンター」という名称だそうな。「MM21」ってなんだろう? と試合に入るまで回り道ばかりで恐縮ですが、気になるかもしれないので書いておくと、「みなとみらい21」ということなのだそうで、もとは「横浜の都心を大改造するプロジェクトの名前」だそうで。。。フ〜

まぁ、なにはともあれ、横浜駅から徒歩15分というところに練習場がある、サッカー環境があるっていうのは、大変ありがたいことで、これなら、今でも人気のF・マリノスですが、さらなる地域密着が期待できるだろうな、という印象です。そのU-18代表候補との練習試合というのは、昨日15日、平日の木曜午後14:00キックオフなんていう時間帯だったのですが、観戦スタンドにはワイワイワイと結構な人だかりができていました。あんなナイスな環境なら、近くの建設中のビル群のひとつに住んでみたいものだと思ったり、思わなかったり…

Fm4601_1試合は45分+45分+30分と3本やって、スコアは、0-0、1-2、0-0でした。あわせるとU-18日本代表候補 1-2 横浜F・マリノスとなります。練習試合なので、あんまり結果にはこだわってないよ、シーズン中なんだからケガしたくないよ、ムキになるなよ、というような雰囲気がなんとなーくどこかに漂っているようでした。だけどそんな条件つきでも、中澤選手、田中隼磨選手、山瀬功治選手、鈴木隆行選手とA代表クラス勢揃いの、しかもクラブチームと相対するなんて、まぁすごい経験ですよね。

1本目はそのマリノスレギュラー組相手に0-0。マリノスの左サイド、那須選手や山瀬選手中心に攻め込まれることが多かったU-18代表候補ですが0-0。最後にFKから鈴木隆行選手のゴール前でのヘディングがありましたが、遅れ気味にでも体をぶつけたことで、なんとか0-0、抑えきりました。

2本目は、両チームともがらりとメンバーを変えました。先に点を入れたのは、U-18日本代表。FW出場の22番(誰かわからず)が、ちょうどローマのマンシーニがチャンピオンズリーグセカンドレグで得点したときのような形でチャンスになって、左足でボールをまたいでさらにマンシーニを彷佛とさせた上で左足シュート。逆サイドに決めたのでした。それをメモしてる間に、マリノスがPKを獲得し、ヴェルディからやってきた新外国人マルクスが、ゴール右にきっちり決めてすぐ同点。2本目開始後、15分、17分での得点といったところでしょうか。
マリノスの決勝ゴールはロスタイム。ハイボールを長身ハーフナー・マイク選手がヘディングでパス。それを2番19歳の新外国人エウチーニョ選手だったか、マルクス選手だったかが、ワンタッチでトラップのようなパスを戻し、ハーフナー選手が左足でドンッとゴール右側に決めたのでした。すみません、曖昧で。多分マルクス選手だったかな、どっちだったかな、とやっぱり分からないのです。

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もっとも印象的だったのが、2本目3本目に出場していた松田直樹選手。プレーでも若手主体のチームを引っぱっていましたが、なにより試合後、U-18代表候補メンバー全員と握手を交わし、レフェリーとも握手を交わし、応援席に拍手を贈っていたのがカッコいい、素敵でした。やっぱり松田直樹が見たいな、と思わせるのでした。

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2006年3月31日 (金)

静岡交歓試合日記

ちわ~っす! 

東京に戻ってきました! 夢の中学サッカー観戦ツアーの終了と同時に、自分の春休みも終わったっす。最後、冷たい風が吹くようになって寒さが増したっすけど、桜の花が満開で、芝生の陽だまりでサッカー観戦だなんて最高の一週間だったっす。

予定とは違うっすけど、日記形式で昨日までを振り返ることにしたいっす。

3/25(土)

今日から静岡の全国中学サッカー交歓試合の取材に来てるっす。春休みにも中学サッカーを観戦できる貴重な機会でウキウキしてるっす!(旅行の雰囲気もその気分を手伝ってるかも知れないっすけど)

March25 今日は静岡に到着間もなくから、早速いくつかの会場を回って観戦。トーナメント方式ではない、勝敗は関係ないとはいえ、みな目の前の試合に負けたくない、自分のボールをとられたくないのは同じ。監督からの真剣なゲキも飛んでいて、あ~これこれ!とまた、中学サッカーの熱気に触れ、自分の取材パワーも充電されていくのを実感したっす。
※写真は交歓試合風景

March25chiraxh しかし、今日は持参したチラシを配るプロモーション活動の日。編集部一同グラウンドから後ろ髪をひかれる思いで退散。静岡市内のサッカーショップなどを訪問してきたっす。幸いにもチラシ配布に協力してくれるというお店ばかり。さすがサッカー王国静岡!町全体でサッカー活動をサポートしてくれるようです!
※写真は持参したチラシ

明日もみなさんに知ってもらうための活動を展開していく予定っす。必要としてくれる人の手元に届かないと、雑誌が立ち行かなくなってしまうっすからね。中学サッカーをこれからも精一杯応援していきたいんす!みなさん、どうぞよろしくお願いしま~す!!

3/26(日)

2日目の今日も、観戦・プロモーション・観戦とあわただしい一日だったっす。「部活応援!」と『中学サッカー小僧』と同じ考えの垂れ幕を下げるスポーツショップで発見。これは行くしかない! と意気込んで、チラシを置かせてくれないか交渉してみるとあっさりOKの返事。幸先のいいスタートを切れたおかげで、この日は忙しいスケジュールだったっすけど、すべてを予定通りに進めることが出来ました!

March2601 サッカー観戦のほうも、中学サッカーだけじゃなく高校サッカー観戦までしてきたっす。『中学サッカー小僧2005~2006冬版』に登場していただいた静岡学園の井田監督を訪ねると、ちょうど高校サッカーを指導されているところだったっす。千葉県の高校との練習試合を観戦して、高校の静学サッカーをインプットした状態で交歓試合に戻ると、静岡学園中学の独特なプレースタイルが「なるほど~ これがあのスタイルに繋がっていくのか!」とすごく勉強になったっす。

March2602 静学は、前号で井田監督が話してくれたとおり、ゴールキックでは一度も大きく蹴らずショートパスでつないでいたっす。相手チームもそれが分かっているから高い位置からプレッシャーをかけてくるっすけど、後半の終わり近くになっても変えない。ロングパスもほとんど蹴らない。ひたすらドリブルとショートパス。ゲームを呆然と観ているだけでも伝わってくる信念のあるサッカーは、とても魅力的、印象的だったっす!

3/27(月)

3日目の今日からは、上司が一足さきに東京の編集部に戻ってしまって、自由になった!とも考えられるけれど、実際かなり心細くなったっす。

March2701 メイン会場の一つ、辰起町河川敷に下りるとビュービュー風が吹いていて、2~3時間もそこにいると砂だらけになるし、体は凍えてくるしで河川敷観戦の大変さを思い知ったのでした。

ただサッカーのほうは、風とはほとんど無関係で楽しめたっす。無関係じゃなかったのは、あまりの強風でFKがうまくセットできなかったり、陣地次第でゴールキックの伸びに大きな変化があったというところっすね。

March2702 この会場には、『中学サッカー小僧』の1号目に出ていただいた日比野中のみなさんと、2号目にでてもらった東海大翔洋中のみなさんがいたっす。フェアに観戦するつもりだったのに、雑誌に出てもらっているチームはやはり、ついつい応援したくなったっす。さらに、すれ違うとき、面識のない自分相手にも「こんにちは~」と挨拶してくれる選手たちや、「観戦してる人の前は通るなよ~」と気を使ってくれるチームは、応援したくなったっす。

本当に多くの中学生が挨拶できる中学生だったので、自分はひそかに感動していたっす。自分はわが身を振り返り、反省。それから、せめて悪い見本にならないように精一杯がんばったっす。

3/28(火)

4日目の今日は、天気予報では雨が降ると言っていたっすけど、幸いなことに夕方までは降らず、雨の中のサッカーということにはならなかったっす。しかし、気温は一気に低くなり冬の空気になったっす。昨日すでに寒い、寒いといっていた自分にとってはかなり厳しい状況になったっす。

今日は、静岡市内の草薙球技場に試合観戦に行ってきたっす。「いろんなスタジアムで試合を観たい」という理由もあってのチョイスだったんすけど、ここは静学の試合を観たところだったっす。慣れない土地では、ハプニングがつきものっすよね~。。。

March2801 この球技場はかなりユニークで、芝が生えてるので一見すごくサッカーがしやすそうに見えるんすけど、ちょうどサッカーのタッチライン際が盛り下がっていて、ライン際の攻防が慣れるまで大変そうだったっす。実際このスタジアムでプレー経験のある上司は「ピッチに立つと中央部分が山になっているせいで、逆サイドが見えない」といっていたっす。

それでも中学生の柔軟性はさすがっす。みんなすぐにコツをつかんで難なくプレーしていました。海外選手のインタビューとかを思い出し、このような特徴のあるピッチでサッカーをやっていたほうが、テクニックが磨かれていくのだろうな~と思ったっす。

March2802 今日、印象に残ったのは、宮城県の強豪・FCみやぎバルセロナっす。選手個々のテクニックの高さはもちろんっすけど、監督から厳しい指示が飛んでいても、落ち着いてプレーに反映させられるのがすごいと思ったっす。試合中、ポジションチェンジが頻繁に行われていて、たとえばDFの選手のドリブル突破力も高く、まさにバルセロナを思い出させる華麗なサッカーを展開していたっす。

3/29(水)

5日目となりました。あともう一日しかない。いろんな試合とグラウンドを見たいと思って今日は、満開の桜に囲まれるヤマハ人工芝グラウンド(磐田市)に行ってきました!

最寄の磐田駅まで、静岡駅から約1時間。さらに車で15分くらいあったっすかね? 東京からだとなかなか来られないっすから是非ともきてみたいと思ってたっす。サックスブルーのチームも観てみたかったし。

March2901_1 あのユニフォームはやっぱり強そうに見えたっす。それでも対戦チームは「あんなチーム、名前だけだ!」と頼もしい。試合でも「負けてたまるか」という意地が随所に見られ、自分はこれだからJチームの試合はおもしろいんだよな、と再認識していたっす。

March2902 この交歓試合でよく目にするのが数の大きな背番号。30番台は当たり前で、90番台までいるっす。「はちじゅういちばんマークしろ!」とか指示を出すのも大変だな。と思っていたっす。どうやら必ずしも、2軍チーム(Bチーム)だから大きい背番号を背負っているというわけではなさそうだったっすけど、どうなってるんすかね? この背番号の謎は小さいチームにしか所属したことのない自分には分からないっす~

3/30(木)

さて、最終日。かなり静岡駅周辺に詳しくなってきたっすけど、これで当分来ることはあるまい。今日は静岡市内の中島人工芝グラウンドというところに行ってみようと思うっす。静岡駅から車で20分。ん~、そんなにはかからなかったかな。とすると昨日も15分もかかっていないことになるかな。地図では割と近くに思えたので、間違えてしまったかと思ったけど、無事到着。富士山が待ち構えていてくれたっす。そうだ、ここ静岡には富士山があるんだ、といまさら思い出していた。
March30fuji ※写真はグラウンドから見えた富士山

このグラウンドは浄化センターという施設か、その駐車場の上に作られているため、たいそう見晴らしがいい。3面を山に囲まれ、1面は海。そのため風が強いのが玉に瑕だけれど、河川敷を思えば同じようなもの。それに人工芝も新しく、美しい。ここで試合をした選手たちはかなり気分よくプレーできたのではないでしょうか?

March3001 さて、今日も試合を観て最終的に思ったのは、サッカーがしたい!というのと、普段は練習試合を観戦することがほとんどないので、中学サッカーのあらたな一面をみられたという感想だったっす。練習試合ということを思って全力でプレーできない選手、自分の新しい技が試合で通用するか試した選手、全国にはハイレベルな選手たちがいるもんだと改めて思い知った選手、自分の通用するプレーをみつけた選手、とにかく全員が新学年を迎えてからの課題を見つけられたことを祈るっす。

March3002 ここに集まっていた選手たちをまた、全中やクラブユース選手権、高円宮杯で観られることとても楽しみにしてるっす!そのときはきっと、きみたちの成長ぶりに驚かされるに違いないと思ってるっす。

交歓試合は今週日曜まで行われるっすけど、一足お先に失礼して言わせてもらうっす。みなさん、お疲れ様でした!

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2006年3月 1日 (水)

東京クラブユース新人戦決勝レポート

ちわ〜っす!

今日は、日曜に観た東京都のクラブユース新人戦・決勝の模様をレポートするっす。いや〜あれは、思い出しただけでも身震いしてしまうほどの、寒い寒い日だったっす。屋根付スタジアムだったとはいえ、雨が降って気温が下がり、風が吹いて体温が下がったっす。あたたかいレモンジュースを飲もうと思ったのに、自販機からはレモンティーが出てきてしまう。試合とは関係ないっすけど、自分にとっては、ちょっと気分の優れない日だったっす。

第14回 東京都クラブユースサッカーU-14選手権大会
2/26(日)決勝戦@駒沢陸上競技場

FC東京U-15深川(青・赤) vs ヴェルディJY(緑)

駒沢陸上競技場、これは駒沢公園敷地内にある。自分が高校生だった頃、学校の近くのこの公園までよく走らされたものだった。今回久しぶりに訪れた。駅から勘を頼りに歩いてみたら、動物のように鼻が利いたのだろうか、迷わずにたどり着くことができた。

この決勝戦の前に行われた3位決定戦が、延長PKまでもつれこむ大接戦。決勝戦目当てに来た人でさえ、試合開始時には、体の芯まで冷え切っていただろうと思う。雨ということもあって、スタンドの人影は多くなかった。風がビュービューやりたい放題だった。

March102 前半8分、ヴェルディのスローイン。ボールを受けた選手が縦に突破し、クロスを入れる。中でヘディングをあわせるが、わずかに枠を外す。早くもヴェルディFW9番のでかさに目を奪われた。中学2年生で、あれだけの体格を持っていたらとても有利だろう。

前半9分、FC東京の右ハーフ22番が、怪我をして要交代となってしまう。最初は治療して戻れそうな気配だったが、結局ムリという判断。5分間10人で戦ったチームメイトも、22番本人ももちろん、無念だったことだろう。

前半15分、ヴェルディの大型FW9番が、振り向きざまの左足シュートを放つも、大きく枠を外してしまう。

前半20分、試合はFC東京ペースに傾いている。FC東京のFW14番が右サイドで仕掛けてサイドをえぐり、マイナスのパス。中で17番が何とかあわせたが、少し後ろ目にきたボールをミートしきれず、シュートはゴールバーを越えていった。

March101 完全にFC東京ペースだった。中盤から後ろのDFは、ほとんど隙がないようにも思えた。

前半31分、FC東京の快足FW13番が、1対3の状況でも、前にスペースがあると判断して、突破を仕掛ける。1人完全に抜き去って、2人のDFもかわしてシュート。遠すぎたため、ゴールネットまでは届かなかったが、FWとしてはわかりやすいアピール。グッド。

前半34分、前半最後の山場は、最大の山場だ。FC東京14番が相手DFの股抜き突破から、中央に切れ込みシュート。 ヴェルディGKがはじいたところを13番がものすごい勢いでつめてきた。GKをかわして、角度ないながらもシュートを放つが、ヴェルディDFがスライディングでブロック。間一髪失点を防いだ。

−−−−−−ハーフタイム−−−−−−

後半開始時、ヴェルディは前線の選手を交代してきた。

後半5分、ヴェルディ9番にロングパスが一本通る。FC東京DFの頭を越え、でかい9番だけがトラップできるような球だった。胸トラップで、完全にコントロールした。こんなビッグチャンスは、今日これまで一度もなかった。GKの位置をよく見て、二アサイドにシュート。ゴール。前半の悪かった流れを完全に変えてしまった。0−1。

後半15分、ペースを握られてしまったFC東京が、一気に2選手交代に踏み切った。

後半20分、FC東京サイドバックの11番が、右サイドを駆け上がり、クロス。中で13番がヘディングにいくが、あまり得意ではなさそうだ。

March104 後半25分、FC東京13番が悪い流れを何とかしようと、遠目からシュートトライするが、GKにキャッチされてしまった。

後半30分、FC東京10番と14番ががんばって右サイド深く攻めたが、シュートまでいけずカウンターのピンチを招いてしまう。しかしCB24番がうまくカバーに入ってこれを防ぐ。

後半33分、もう時間がない。FC東京14番がヴェルディDFをひとりかわして、ミドルシュートを放つも枠の外。シュートに入るまでは抜群にうまかったが、シュートはうまくいかなかった。

後半ロスタイム、FC東京ボランチの15番が、ハーフライン過ぎたあたりから1人でドリブルを始め、2人、3人、4人相手にドリブルで持ち上がり、GKと1対1に。そして劇的にシュートを決めてしまう。土壇場にて同点! 1−1。

直後、ヴェルディ9番がビッグチャンスを迎える。しかしシュートは惜しくもボール1つ分外れていった。

−−−−−−後半終了−−−−−−

5分ハーフの延長戦前半は、あっという間もなく終了。

延長後半、そのあっという間もない中で、ヴェルディ9番が点を取る。メモが残っていないので、定かではないが、誰かのスーパーシュートをGKがはじいたところを「ごっつぁん」と決めたのだったと思う。

March103 ゴールデンゴールと勘違いしたヴェルディベンチメンバーがピッチになだれ込む。審判に注意されベンチに戻るも、誰ももう座っていられない。残り時間は、いま振り返ってみると、内に等しかったようにも錯覚してしまう。FC東京がロングボールを放り込んでいたが、試合終了の笛が鳴る。

今度こそ、と喜びを爆発させるヴェルディベンチ。

あ、そうだ。一つ忘れないように書いておくべきことは、FC東京のサポーター。雨の中、少ない仲間とともに力強い応援歌がスタジアムに響いていました。後半ロスタイムの意地の一発は、彼らの胸に届いたことと思います。お疲れ様でした!

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2006年2月28日 (火)

埼玉クラブ新人戦決勝レポート(お待たせしました!)

ちわ〜っす!

お待たせしました。まず、土曜日に観戦してきた埼玉県クラブユース新人戦決勝のレポートからお伝えするっす。

第17回 埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会
2/25 決勝戦@さいたまスタジアム2002第3グラウンド

浦和レッズJY(赤) vs クマガヤSC(白)

さきに行われた3位決定戦のときより、観客がまた増えたみたいだ。雨も降っておらず、陽の下では暖かくもあった。選手たちのおじいさん、おばあさんも観戦に加わって、広くない観戦スペースは、結構な賑わいになった。

前半6分、すぐに試合は動いた。クマガヤSCの右サイドハーフ17番が低い位置からロングボールを放り込む。ゴール前で競ってこぼれたボールをクマガヤ10番がひろったのは、ペナルティアーク付近だったろうか、目の前に2〜3人のDFが構えているのをものともせず、狭い隙間を一気に突破し、GKとの1対1に。GKが届かない位置にボールを置くようにしたシュートは、ゴール右隅に収まってゴール。0-1。

Feb2801_1 前半10分、またクマガヤの17番と10番がチャンスを作る。10番とのワンツーで抜け出した17番がクロスを入れた。中であわせたのはFWの11番。GKが防いだのか、DFがクリアしたのか、シュートはブロックされCKになった。

前半15分、浦和レッズJYが反撃の姿勢を見せる。ドリブルから強引にシュートを狙うが、勢いがなくGKにキャッチされた。

前半17分、浦和レッズの右サイド7番がクロス、中で左サイドハーフの18番がヘディングであわせるも、シュートはゴールバーを越えていった。

前半19分、またもレッズ右サイドからクロスが入った。しかし、このクロスは少しデカかった。中で待っていたFW9番は、落下地点をすばやく察知し、左サイドに逃げながらトラップ。すぐに折り返しのクロスを送る。これがクリアされて、左CKに。息つく間もなく、ショートコーナーでリスタートした浦和レッズ。ボールを受けたFWの8番が中に切れ込み、ペナルティエリア角から、デルピエロシュートを狙った。ボールは大きく弧を描いてゴール右角へ。これはクマガヤGK1番が防いだが、こぼれ球をDF3番が押し込んで同点にした。1-1。

前半21分、攻めの手を休めない浦和レッズ。FW8番がひとりで持ち込みGKと1対1になった。落ち着いて広いほう、ゴールの右側にシュートし逆転。2-1。

流れは、完全に浦和レッズに傾いていった。なかなか攻めの空気を作れないクマガヤSC。

前半25分、クマガヤがロングボールで状況を一変させた。浦和レッズのDFラインとGKの間に送り込まれたそのボールに、猛スピードでクマガヤFW9番が突っ込み、勢いのままファーストタッチでGKをかわして、シュート。再び同点にした。

Feb2803 前半28分、クマガヤが左サイドから組み立て、FW9番のポストプレーから7番が強烈ミドルを放ったが、ゴールからわずかに右に外れていった。コースを狙いすぎたか。

−−−−−−ハーフタイム−−−−−−

後半1分、まず仕掛けたのは浦和レッズだった。左からのセンターリングに8番がヘディングなんとか当てたが、ゴール上に外れる。

Feb2802 後半3分、またもレッズ。ロングパスにFW9番が走り勝ち、競り勝ち、シュート。前に出てきたGKの頭上を狙ったループシュート。おもしろいアイデアだったが、走りこみスピードが速すぎたのか、ボールはゴールバーを越え、ゴールネット上に落ちた。

後半14分、浦和レッズに2連続ビッグチャンス。はじめは、クマガヤDFが足をとられて転倒し、レッズ9番がフリーでGKと1対1になった場面。GKの股間を狙ったシュートは、少しぶれて足に当たってしまう。直後、中盤でボールを奪い返し、浮き球スルーパスを狙ったが、オフサイドになってしまった。勢いづく浦和レッズ。

後半17分、浦和レッズ8番が、左サイドからドリブルで中央に切れ込み、右足で強烈なシュートを放つ。ゴール右上ネットに刺さり、ガチャン! と大きな音をたてた。3−2。
(※9番のゴールと考え違いしていました。失礼!)

後半22分、クマガヤSCがセットプレーからチャンスを作る。右サイドで得たFK、中央にクロスを送りヘディングであわせたが、レッズGK16番がすばやい反応でパンチング、軌道をそらした。しかし十分ではなく、ボールはゴールに……が、ポスト。他の選手がこぼれをつめようとしたが、合わず。

後半24分、浦和レッズが、勝負を決定付ける追加点。FW8番が左に流れながら、右のアウトでゴールに流し込んだ。4−2。そのまま、浦和レッズが逃げ切り試合終了。

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2006年2月12日 (日)

千葉&茨城クラブ新人戦

ちわ〜っす!

昨日は、お休みをいただいて、日本代表の試合をテレビ観戦してたっす。あの試合について、中学生のみんなの意見が聞きたいと思ったっす〜。

そして今日は、今週ずっと NIKE PREMIER CUP 2006 について書いてきたにもかかわらず、千葉県・柏レイソルグラウンドにて、第11回千葉県・茨城県クラブユース(U-15)連盟新人戦(1部2次ラウンド上位1グループ最終節)を観てきたっす。やっぱり中学生年代の1年は、大きな差を生むものっすね。みんな、今の1年はとっても大事なんすよ!

◆柏レイソル(黄) vs 鹿島アントラーズ(赤)

前半、グラウンドを発見できず街中でさまよっている間に、鹿島アントラーズが1点先制してしまったようです。自分が到着したのは、すでに試合が動いてしまった後。我ながら情けないっす〜。

後半に入り、まずは一点追いかけているレイソルが、アントラーズゴールを狙う。高い位置でボールを奪い、そのままゴールキーパーと1対1という局面を迎えるも、ワクを外してしまう。あまりにも早く訪れた決定的チャンスに驚いたのかも知れないっす。

5分くらい経つと、ペースはじわりじわりアントラーズのほうへ。右からのコーナーキックを二アサイドで頭で合わせたが、ゴールまでの距離が近すぎて、その強烈なヘディングシュートはバーを越えていってしまう。

15分に、柏が再びペースをつかむきっかけとなるFKを得る。ゴール前。おっと、言い忘れていたけれど、この日の風はめちゃくちゃ激しいもので、セットプレーは蹴る前も、蹴った後も風に左右される状態だった。そのせいもあってか、強烈なキックだったけど、ワクを右に外れてしまった。

Feb1201 さて訪れた後半27分(35分ハーフでやっていたっす!)、柏レイソルが左サイド深い位置まで攻め込み、グランダーの横パスを中央フリーで待っていた10番へ通す。10番は、落ち着いてインサイドで合わせた。同点。

試合はそのまま、1−1。柏がホームの意地を見せたっす。

◆ヴィヴァイオ船橋(青) vs ウイングスSS習志野(白)

Feb1202 前半はまず、ヴィヴァイオが左サイドから仕掛け、ウイングスが鋭いカウンターを返すという流れだったっす。ヴィヴァイオの強固なDFが印象的だったっす。しかし前半最後の10分間は、ヴィヴァイオが防戦一方になってしまう。ウイングスのほうが、うまくマイボールをキープした。

後半19分、一気に試合が動いた。ウイングスの腕まくり、気合い十分のFW4番が、先制ゴールをたたき出す。膠着し、硬直していたゲームの流れを崩す、豪快なシュートだったっす。

Feb1203 しかし同19分、10秒後にウイングスがペナルティエリア内でファウルしてしまいPKに。ヴィヴァイオ長身のテクニシャン10番が、これをきっちりと決め同点にした。

それにしても、寒い。ちょうど向かい風が強く吹いているため、凍えている耳やほほを風からブロックするには、グラウンドに背を向けるしか方法がない。試合の印象が、観戦する側の環境によっても違ってきてしまうというのを知ったっす。

Feb1204 後半26分、ウイングスの速いボール運びから、18番がミドルシュートを放った。ペナルティエリアすぐ外から、まっすぐゴール右上に決まった。ウイングス勝ち越し、1−2。

そしてそのまま試合終了。

どちらの試合も、昨日の結果がわからないため、最終結果どのチームが1位なのか分からずじまいっす。
今日の敗因は、防寒が十分ではなく、特に強風に対しての準備がしっかりできていなかったために注意がいくらか散漫になった点じゃないかと個人的に反省してるっす。自分もこれから、精進していく心構えっす。今日はこれにて失礼〜!

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2006年2月 6日 (月)

週末振り返り(ベルマーレ対追浜)

ちわ〜っす!

今日は、夜中に雪が降るという東京っす。急に寒くなったこの週末、埼玉と神奈川でナイキ杯の決勝が行われたっす。週末に観戦した計6試合のなかから、一番印象深かった、NIKE PREMIER CUP 2006 神奈川県大会決勝リーグ3日目:湘南ベルマーレJY対横浜F・マリノスJY追浜(事実上の決勝戦)を降り返ってみたいっす。

◆湘南ベルマーレJY(黄緑) vs 横浜F・マリノスJY追浜(灰色)

この試合、両チームともに一勝一分という成績ではあったものの、得失点差のために、ベルマーレは引き分け以上で優勝、マリノス追浜は勝たなくては優勝できないというハンデを背負っての一戦だった。

そのため、両チームともに気合十分ではあったものの、なんとしてでも一点を取らなければ始まらない・マリノス追浜は、まるでゴール裏が崖っぷちであるかのような攻撃姿勢を見せていた。

Feb0411 しかし何度かシュートまでは持っていくものの、ワクを捕らえられない追浜イレブン。試合の主導権は追浜が握っていたようだったが、それを支配する時間はベルマーレのものだった……。

後半に入ってからも、両チームの全力プレーに変わりはない。ワンプレー、ワンプレーにミスできないというプレッシャーが両チームともに降りかかっているよう。たとえば、スローインをワンタッチで返すプレー、そういう細部に重圧がのしかかる。

両チームの違いは、攻撃に割く人数くらいで、局面ごとにかかるプレッシャーの激しさは、まったく変わらない。U-13年代では、スーパーといえるテクニックを持った選手たちでも、ボールを落ち着かせることがなかなかできないほどだ。

パスの強さが少しでも足りないと、後ろからDFが飛び出して、さらって行ってしまう。ルーズボールに対しても、どちらもギリギリまであきらめず、躊躇がないからGKチャージをとられることもたびたびあった。

追浜がサイドを突破しクロスをあげるも、最後の一手を許さないベルマーレ。DFにクリアされたボールを拾ってミドルシュートを試みるも、焦りからか、どうしてもワク内に飛んでいかない。

後半20分、追浜は長身FWを投入し、パワープレーで一点を狙う作戦に出た。ベルマーレは、FWを一枚前線に残し、10人が自陣にひいている。両チームの思いがピッチに描かれていたようだった。ベルマーレはすでにカウンターすら仕掛けられていない。

しかし、後半24分=ロスタイム。ベルマーレが先制点をあげることになった。あれは、DFからのバックパスだったか、ベルマーレのウラを狙ったパスに「キーパーボールだ」という対処をしただけだったか、とにかく追浜DFとGKの間にわずかな隙間が生まれてしまった。そのブラックゾーンに走りこみ、すべり込みキックでGKの鼻先でコースを変えたベルマーレ9番。追浜イレブンの最後の可能性を奪い、ゲームにピリオドを打った。

Feb0412 点はあまり入らなかったっすけど、「点が入らなかった」という事実で優勢に立っていったベルマーレイレブン。結果が全てではないとはいえ、それに向かってヒートアップしていったこの試合、自分の脳裏に深く刻まれる好ゲームだったっす!

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2006年2月 4日 (土)

NIKE杯in埼玉《速報っす!》

ちわ〜っす!

タイトルのとおり、いま見てきたばかりの試合をレポートするっす! 太陽の下では、思ったほど寒くなかったっすね。そして熱い戦い。ナイキ杯埼玉県大会準決勝の2試合は、両試合とも見応えたっぷりのものになったっす〜!

クマガヤSC(赤/緑) vs 坂戸ディプロマッツ(白)

前半は、完全にディプロマッツが試合を支配したっす。チームを中央で支える5番と21番のバランスがよく、安定していたので、両サイド7番、17番が思い切った仕掛けをし、FWの10番の選手が細かい仕事をしてDFを集め、逆サイドに展開して19番が絡む、といったいい攻撃が何度もできていたっす。

特に、右サイドの7番の選手が始終フリーで、ペナ横スペースまで駆け上がったっす。クマガヤのDF5番の選手が、最後の1対1では負けないものの、7番は十分、効果のある動きができていたと思うっすよ!

先に点をとったのもディプロマッツ。21番が蹴った右CKを、相棒の5番がヘディングで決めて0−1。

さらに前半24分、左サイドから横パスを受けたディプロマッツ21番が、狙いを定めてミドルシュートを放った! ボールはゴール枠いっぱいのところへ決まり0−2。

昨年の王者もここまでか! と思ったっす。しかし、

Feb0401_1後半開始から、DFを2枚下げて、攻撃的メンバーを増やしたクマガヤSC。前線からのプレスが急に鋭くなったっす。

そして後半11分、クマガヤのミドルシュートが相手ブロックにあたり(あてた?)、こぼれ球が、クマガヤ9番の目の前に。9番は落ち着いて、コースをついたシュート。このゴールが、試合の流れを変えたっす。

直後、同じ11分、クマガヤの7番が、まるで前半のディプロマッツの7番のように、フリーで右サイドを攻め上がり、きれいな弾道のクロスをあげた。クマガヤ10番がこれに、矢のように飛び込み、同点!

さらに、選手交代が認められなかったディプロマッツは、その流れを変えられず、ついに後半18分、クマガヤ5番のFKが直接ゴールに入り、3−2。距離があったから、GKは、センタリングだけを警戒していたと思うっすけど、5番の選手は狙っていたんじゃないかと思ったっす。彼のプレースキックは、最初の一本以外、すごく安定していたっすから。

スコアが動いてしまって、ディプロマッツの交代も、その流れを変えられなくなってしまった。後半24分、クマガヤ右サイド7番が相手GKとDFの間に絶妙のアーリークロスを入れたっす。それを途中出場の長身FW21番が、頭で決めてダメ押し。4−2。勝負あったっす。

クマガヤSCが逆転で、決勝進出を決めたっす!

浦和レッズJY(赤) vs  FESTA FC(青)

Feb0402 こちらは、とても渋い試合になったっす。ハイレベルの中盤のせめぎあいが続いて、両者ともチャンスをなかなか作れない。DFの選手達から的確な指示が飛ぶし、前線の選手も精力的に動き回っていたっす。

後半に入り、最後の最後26分に、ペナルティーエリア内で、レッズのFW4番が、右へ逃げながら、腰をひねって、逆サイドネットをつくシュートを決めたっす!

これが決勝点になって、浦和レッズが決勝進出を決めたっす!

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2006年1月31日 (火)

マリノスダービー(ナイキ杯in神奈川)

ちわ〜っす!

今日は、29日(日)に行われたNIKE PREMIER CUP 神奈川県大会(決勝リーグ第2試合)から、横浜F・マリノスの兄弟対決をレポートするっす。
前日の試合結果と、直前に行われたベルマーレの兄弟対決を観て、新子安の圧勝を予想してたっすけど、サッカーは数学とは違うと改めて思わされたゲームだったっす。

<試合前の数学的予想>
28日の結果:ベルマーレ=新子安, オエステ=追浜
        (両ゲームともに引き分け)
ベルマーレ対決結果:ベルマーレ>オエステ(4-0でベルマーレ勝利)
 →予想:新子安>追浜(けっこう点差も開くのかも…)


◆横浜F・マリノスJY新子安(青) vs 横浜F・マリノスJY追浜(灰)

会場は、日産追浜グラウンド。追浜駅から徒歩15分くらいの距離にある。途中、日産の工場があるあたりから、工場地帯の景色に変わり、一軒一軒の幅が広くなる。日産追浜グラウンドもだだっ広く感じられた。観戦者席の逆サイドで試合が展開されると、何が起こっているのか分らなくなるほどだ。

ベルマーレの試合が終わると、陽が落ちて、風の強さが目立つようになった。
さぁ、いよいよだ。
ホームグラウンドとあって、会場にはそんな緊張感がみなぎるのが分かった。

キックオフ、前線からのハイ・プレスが両チームの気合いの入れ様を物語る。中盤で少し判断が遅れると、すぐに二人くらいに密着されてしまう。さて、これはいつまでもつだろうか?

前半7分、新子安の左CKからこぼれ球を5番がシュート。が、DFにブロックされてしまう。その後もボールを奪い返そうと全力アタックを仕掛けるも、ファウルを取られてしまう。追浜DFのうまさが光る。

前半8分、追浜にFKのチャンス。ゴールからは30メートル弱くらいだろうか。新子安の壁は3枚。8番の蹴ったボールはするどさ十分だったが、枠を外れる。

013102 前半10分、追浜が先制点をあげる。追浜FWの11番が、中央から左ゴールポストに向かいドリブル。DFとの距離を保ったまま、左足でシュート。ゴールの狭いほうを割る強いシュートが突き刺さった。0−1。

前半17分、新子安が自陣ペナ外でボールを奪い、カウンターチャンスを得る。しかし、まんまとそれを遅らせてしまう追浜の中盤守備。なんとか相手ペナまで運んだ新子安のパスミスを誘い、逆にテンポの良いパスワーク、ワンタッチパスをつないでシュートまで組みあげてしまう。

その後、追浜ペースの中、2回くらい新子安がDFのウラスペースをつくパスをおくるも、追浜DFの3番、4番、6番が“ヨーイ・ドン”の勝負で負けない。最終局面でシュートまでいけない新子安は苦しいに違いないと思った。

前半終了直前24分、追浜7番が右サイド、ペナルティライン上でドリブル勝負を仕掛ける。DF2人をかわし、角度がないながらも、強烈なシュートを放つ。GKがこぼしたボールをつめようとFWが走り込んでいた! そのときはGKがうまく処理したが「少しのミスも許されないぞ」 そんな恐怖を与えただろう。

013101 後半に入ると照明に灯がともり、着込んだ上からでも寒いと感じるようになってきた。

後半2分、前半の勢いそのままに追浜が攻めたてる。追浜のFW15番がゴール前、左寄り、スペースのない中で左足のシュートをうった。ブロックに入ったDFにあたったが、そのままゴール。15番が吼える。0−2。

直後、左サイドからのマイナス方向のクロスを胸トラップからシュートを放つ15番。彼の興奮が全体に伝わり、試合が加速していくように思われた。

後半6分、追浜右サイド10番のテクニックが光る。まずロングパスを受け、縦に突破。ハイスピードのままシュート性のクロスを入れた。中の選手とは合わなかったが、良いイメージが伝わる。その後、右サイドでのアーリークロス。つめてきた選手に当てないように、キックをアウトサイドぎみのものに変えた。どちらも点にはつながらなかったが、目の前で楽しいプレーを見れたと喜んだ。

013103_1後半15分、右サイドで15番の突破が潰されて、そのこぼれを10番が拾った。再度、縦方向に仕掛けて、中央へグラウンダーのクロス。新子安のDFがなんとかクリアーしようとしたボールが、不運にもゴールポストぎりぎりを通りオウンゴールになってしまった。0−3。

地域一帯に17時を知らせる音楽が響き渡る。その後、10分間の攻防の末、試合終了。
横浜F・マリノスJY追浜の選手全員が、戦前の予想をくつがえす見事なサッカーを展開した。いつまで続くかと思った最初のプレスは、相対的にではあっても、最後の笛がなるまで続いていた。

この結果、神奈川県の代表は、ベルマーレ平塚JYと横浜F・マリノスJY追浜の2チームに絞られた。2月4日(土)の直接対決に勝ったほうが優勝というわかりやすい図式だ。次はチープな予想をたてないで、試合を観たいと思う(っす、を忘れていた!)。

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2006年1月30日 (月)

ペレーニア対安松中(ナイキ杯in埼玉)

ちわ〜っす!

今日は、28日(土)のNIKE PREMIER CUP 埼玉県大会(決勝トーナメント第1戦)のなかから、東松山ペレーニア対所沢市立安松中学校の試合をレポートしたいと思うっす。

東松山ペレーニア(深緑) vs 所沢市立安松中(白)

先週、浦和レッズJYと戦ったペレーニアが、埼玉クラブユース4強にふさわしいサッカーを披露したっす。いち観戦者としては、一番楽しめたゲームだったっすけど、この試合は同時に難しい問題をはらんでいるっす…。

開始早々2分で試合は動く。ペレーニアFWの12番が、中央左寄りを抜け出し、GKと一対一に。GKの守備範囲外にボールを置くようなシュートで、コロコロとゴールラインを割った。1−0。

その後も、安松中は防戦一方、そんな時間が続いたっす。ペレーニア9番のロングシュートをGKがはじいたところを6番がつめるが、シュート失敗。またその9番が自分の持ち場、左サイドを駆け上がり、良質のクロスボールをあげる。中の選手とは合わなかったが、こぼれ球を12番がミドルシュート。しかしGKがなんとかセーブした。

Py02 前半18分、ペレーニアの19番が右サイドで起点をつくる。ショートパスをつないでくると読んでいた相手DFのウラをつく浮き球のパスをFW10番に通した。10番はボールの勢いのまま反転してシュート。GKがはじいたボールを7番が「ごっつぁん」押し込んで追加点を上げた。2−0。

この週末はポカポカ陽気で、本当に気持ちよかったっす。編集部に閉じこもるのではなくて、外で試合観戦できるのは、ラッキーだと思ったっす。サッカー場の空は広くてきれいだし。

さて後半、最初に試合が動いたのはペレーニアの右CKからだったっす。クロスボールはきれいな弧を描いてゴール前へ。9番の選手がヘディングで合わせてネットを揺らした。しかし、審判の笛によってそれはかき消される。たしかにゴール前はごちゃごちゃしていたように思う。ファウルがあったのか。審判はポケットから赤いカードを取り出した。ペレーニアの選手が退場になった。おどろく会場。
自分はその「事件」を目撃できなかったっす。何があったかわからないっす。特にケガした選手もいなかったんすけど、退場になった選手は(精神的に)結構な痛手を負ったと思うっす。一発レッド、自分だったら堪えるな。

ともかく10対11にはなったけど、ペレーニアペースで試合が展開されていく。

後半15分、相手側ピッチの中央付近で首を振り振り、何かをたくらむペレーニア20番。後方からパスを受けて、そのままシュートへ。敵DFが2人もいるのに強引に打った。そのシュートは彼らにブロックされたが、こぼれを自分で拾って、またシュート。コースも威力もすばらしいミドルシュートをゴール左上に決めた。3−0。

Py01_1 一人少ない相手に、追加点を上げられ発奮したのか、安松中が一矢報いる。

後半22分、安松中がゴール前、絶好の位置でFKを獲得した。キッカーは7番。このようやく手に入れた得点チャンスで、力みすぎることなく、おびえることなく、壁の横を通り抜け、GKの指先に当たりながらも突き進む、そんなFKを蹴った。サイドネットが揺れて、いい音が聞こえた。3−1。

しかしその後、ペレーニアが2点追加する。退場した選手のために、というのもあったのかも知れない。交代で入った24番が左サイドの突破からクロスを入れて、20番がGKの鼻先であわせた。これで4−1。さらにロスタイム、これまた交代出場の17番が、GKとの一対一を冷静に左隅に流し込んで5−1。試合終了。

試合が終わった後、サッカールールというただでさえ扱いの難しい枠組の中学生サッカーへの適用について考えさせられたっす。ルールと指導、サッカー選手と中学生。そういった意味でも勉強になった試合だったっす。
Py03

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